Executive Consoritum
エグゼクティブ向け超製造業研究会
サービス詳細
定期的な勉強会の実施
超製造業研究会の目的は、日本の基幹産業である製造業の競争力強化やグローバルの製造業トレンドを滞りなく共有する場を提供し、また業界を超えたリレーションを構築するために設立した。 ではその考えに至るまでの経緯を以下に記載する。 超製造業研究会を発足するに至った経緯として、製造業各社が自社だけの力で各国の強い企業と戦うことが難しくなってきた背景がある。 従来の日本製造業、たとえば自動車業界は各社がそれぞれの力で世界各国に工場を展開し、各国の自動車メーカーと戦っている。磨き抜かれた生産技術力や品質管理、それらによって開発されたハイブリットシステム等で世界のものづくり産業での地位を確立してきた。 しかし昨今の世界情勢では大きな変化があるのではないか。変化が見えたのは、アメリカ政府が中国の通信機器大手ファーウェイの機器を2019年のエンティティリストへの追加に続き、2022年には米国内での販売も禁止した。ファーウェイ製品には中国製の半導体チップが使用されていたが、米国が想定しうる中国で製造可能なスペックを超える、まさに最先端といえる性能の半導体が使用されていた。性能が良くコストも他国製品に比べて抑えられるとなれば、「通信機器」という重要インフラがファーウェイ(中国製品)に席巻される可能性が高まるため、アメリカ政府は規制に踏み切った。 またヨーロッパではEU域内の産業を守るため、EV関連の関税障壁の策定やサイバーセキュリティにおけるSBOM(Software-BOM)の開示を求める法律の施行など、製造業と政治の両輪で進んでいるように感じる。 中国では他国からの輸入を遮断することはないが、中国製造2025のように強化すべき品目を明示し、強力なバックアップによって製造業強国を目指している。これもまた政治的な支援といえるだろう。
一方の米国ではChips法を制定し、中国同様大きな助成を実施していると同時に中国向けの半導体製造装置の規制を強化するなど、日を増すごとに官民の連携強化が伺える。 上記で示したような欧米の動きや中国の動態と比べて、日本を見てみるとどうだろうか。 日本でも官民の連携をうかがい知ることができる。たとえば2021年に発足されたBASC(Battery Association for Supply Chain:電池サプライチェーン協議会)では補助金獲得ためにロビイング団体を作ったという。令和4年度には5400億円程度の補正予算がついたという実績もあり、背景には中国の台頭がある。中国製の電池は、大量生産による原価低減を図るためコスト競争力が高く、世界での競合優位性を獲得している。 一方日本製の電池は品質が良く、燃えにくいため安全性においては優位性があるが、コスト面で苦戦するのではないだろうか。そこで政治力を借り、大きな団体として日本の電池産業を守るために活動している。 また、RapidusやJASMの事例を見ても、それぞれ兆を超えるような助成がついている。つまり、半導体産業に代表されるような産業で、民間だけではこれだけ大きなリスク(投資)を背負うことは難しくなっており、未来の果実を取りに行くためには官民の連携がないと難しい時代になってきているのではないか。 国内には多数の工業会が存在しているが、各工業会の活動は積極的でなく、活動の規模も小さいように思われる。本来、工業会が主導して官民の連携を図っていただければと思うが、そのような元気はあまり感じられない。
さらに我々は、シアトルのAWSに訪問し驚いたことがある。日本でも大企業であれば、ロビイングを行う「渉外」と呼ばれるような部署が社内に組織されていることもあるだろうが、AWSでは渉外部署が20チームもあるという。この渉外部署では、AWSにとって不利な法令を避けるべく、各国の政府と交渉する。AWSをはじめとする海外企業では、日本の大企業を大きく上回るロビイング活動を展開している。対照的に、中小企業では渉外担当部署がない場合も多い。官民との連携を滞りなく支援するコンソーシアムが必要ではないだろうか。 一方で今の日本では、BASC以外でそのような活動をあまり聞いたことがない。論じるだけではなくその役割を自分たちで担うことにした。 現状はおかげさまで、我々の意見に賛同いただいた企業が増え、上場企業を中心に10社程度のコンソーシアムになってきた。毎月開催している勉強会では各企業が関心を持つテーマに沿って、業界の第一人者を招ねき、活発な議論を展開している。AIをはじめとする、製造業に密接にかかわる情報をキャッチアップできる場が必要だと考えている。過去にはさくらインターネットの田中社長や、官僚交えてのディスカッションも実施した。 他の工業会との大きな違いは、自動車制御半導体など様々な産業の担当者が参画することにより自社の立ち位置が見えることにも大きな反響をいただいている。微力ではあるがコンソーシアムを通じもっともっと日本の製造業を盛り上げていきたいと考えている。
ご契約の流れ
1
フォームより必要項目をご入力
担当者よりご返信させていただきますので、下記フォームよりお問い合わせください。
約3営業日
2
弊社担当と初回打ち合わせと審査
超製造業研究会についての説明をいたします。
約5営業日
3
勉強会へのご参加
勉強会は月に1度実施しております。次回の勉強会よりご参加ください。 勉強会の後は、ご参加者様との懇親会も設けております。新たなネットワーキングの創出にお役立てください。
FAQs
Q1.
だれでも入会できますか?
A1.
製造業に関連のある企業であり、厳格な審査に適合した企業のみ参加できます。 本研究会にご興味があれば、下記よりお問い合わせください。
Q2.
どんな企業が参加していますか?
A2.
自動車モジュールメーカー、半導体関連企業、FA制御機器メーカー、etc… 業界を問わず、様々な分野の企業が参加しています。
Q3.
入会するメリットはなんですか?
A3.
各企業の要望は様々です。各企業の要望に合わせてコンシェルジュが 最適な提案や、業界団体への橋渡しを行います。